夏目血風録

第6話

2013年6月21日(金) 掲載全32話中 6話目

前回は6月19日08:51参照

1800GでBB19初当たり6回の北斗の拳…
コイツに会わなきゃ今の俺はないだろう。

8年前だが今でもあの夜のことは覚えている。

新世紀エヴァンゲリオンを打つも面白さを感じられなかった夏目青年はいつの間にか北斗の拳のシマに足を運んでいた。

このホールは数ヶ月前にグランドオープンして、当時かなり勢いがあるホールだった。

当然、北斗の拳40台に空き台はほぼなかった。

そんな時、前述した北斗の拳が空く。
今考えれば、若干初当たり確率がいい台だったが…

夏目青年は素人同然だったので、空き台だから普通に打ち出した(笑)。

時刻は夜の7時過ぎで、たいして金を使わずにバトルボーナス当選。

何故かわからないが、目押ししたら7が揃えられるようになっていた(笑)。
これが連チャンし出玉を得ると、久しぶりに打ったと言うこともあり粘る事に…。

すると…。
当たる! 当たる!!

300Gハマらずに、やれ北斗揃いやスイカからいきなり当たったりと、今まで打っていた北斗の拳とは違っていた。

7、14、8、6、7、5連と単発もないので、当然俺の後ろには今までの見たこともないメダルが積まれ始めた!

いつもの台と挙動が違う事を感じつつも(やけにケンシロウがジャギステージにいたような…)、吐き出されるメダルに興奮する夏目青年っ!

紙パックのブドウジュースを飲んでドヤ顔(笑)。

気が付けば周りの客はいなくなり、店内のBGMが変わっていた。
再び北斗揃いを引き連チャン中だったので特に気にせず打っていると。

店員「このバトルが終わったら終了ですので~」
と言ってきた。

俺はケンシロウが負けるまで打てると勘違いして店員をシカトして打ち続けていた(笑)。
3連ほど知らずに打っていると、さすがに店員に止められメダルを流すことになった…。

特に枚数を意識せずに渡されたレシートを見ると…。
いち、じゅう、ひゃく、せん、まん…!?

まんっ!

万枚っ!!

さすがに計算はできたので、すぐに20万くらい勝った事が分かった!!

まず思ったのが、今までのパチスロの負債を取り返せた事だ。

それが一番嬉しかった。

正直パチスロで一生懸命働いたバイト代を注ぎ込んで後悔していたので、

「これで人生やり直せるぞぉぉ!!」

正直大金を手にしたことよりもその気持ちが大きかった。

こうして北斗の拳の万枚により、一夜にして負け組から勝ち組(?)へと復活を遂げた夏目青年であった。

…つづく。

出典: パチマガスロマガ「決死のパチスロサバイバル日本縦断編5」内の不定期連載「夏目血風録」(2013年6月21日(金) 掲載)。 本文は当時の掲載どおりで、書き換えていません。