夏目血風録

第5話

2013年6月19日(水) 掲載全32話中 5話目

前回は6月18日20:45参照

度重なる連敗により、パチスロから足が遠退いた夏目青年。

周りが持っていない車の免許を取得したことも重なり友達と遊ぶ機会も増えパチスロをせずとも、それなりに楽しめた。

この時の自分はポジティブだったようで、小学校のクラス会や中学時代の野球部の仲間を集めて焼肉パーティーしたり、自ら幹事をして若者らしいことをしていた。

今考えるとありえないな(笑)。

が…。

そんな充実した生活の中でも納得いかないことがあった。

友達の1人に、働きもせず、学校に行かず、何もできないのに生意気な事ばかり言っている男がいた。

彼もパチスロをしていたのだが、ヒキが強かったのかかなり勝っていた!

やれ北斗の拳で40何連して何万勝っただの…そんな話ばかりしていた。

焼肉屋のバイトを遊ぶ時間を削ってまでシフトインしている自分が稼ぐ額を、何もしないダメ人間が簡単に稼いでいるのを見て、正直腹が立っていた。

なんで頑張ってる俺が勝てなかったのに、ダメ人間が勝てるんだ!

そんなの不公平すぎるっ!!
冗談ぽく聞こえるが、当時は真剣にそう思ってた。

そんな中、5号機が導入され始め、その中の1つに「新世紀エヴァンゲリオン」があった。

好きなアニメという事もあり、一度はヤメたパチスロに再び興味を持つようになった。

夏も終わり、DJとしての活動も落ち着いたので、1回ぐらいなら大丈夫だろうと「新世紀エヴァンゲリオン」を打ちに再びホールに出向く事になる。

しかし、期待とは裏腹に全く面白くなかった(笑)。

Aタイプのシステムやスベリなどを全く理解していないと言うこともあったかもしれない。

それもあり、新世紀エヴァンゲリオンにハマる事はなく、やっぱり北斗の拳が面白かったという結論に至った。
実はパチスロから離れていた期間、北斗の拳の解析雑誌を暇なときに読んでいたので内部モードや設定6は9万ぐらい勝てるなど、知識は身に付けていた。

そして、パチスロにどっぷりとハマることになる出来事が18歳の夏目青年に訪れるのであった…。

つづく…。

出典: パチマガスロマガ「決死のパチスロサバイバル日本縦断編5」内の不定期連載「夏目血風録」(2013年6月19日(水) 掲載)。 本文は当時の掲載どおりで、書き換えていません。