前回は6月14日08:23参照
黒い絵柄揃いでケンシロウが虹色に輝く!?
ざわ…ざわ。
気付けば自分の台に多くの客の視線が集まっていた!!
しかし、夏目五郎はパチスロを初めて1ヶ月のど素人。
この図柄のアツさをイマイチ理解できず、別のシマにいた田吾作に報告した。
夏目「実は…」
田吾作「まじで!それ昇天すっからっ!!」
夏目「昇天!?」
昇天と言えば5000枚ぐらい出ると聞いていたので、その言葉を聞いた夏目五郎はホクホク顔で打ち始めた。
確かに、2連目にはラオウのキックを見たこともない避け方をケンシロウがしていた(トキ避け)!!
それにしても周りの視線が気になる。
こんなに注目される事なのか…と思いつつ3連目。
ラオウが剛掌波を放つ!
心の中ではヤバいと思いつつ、田吾作の「昇天」という言葉を信じバトルを見守った。
…終了。
この時、田吾作の言葉に騙されたという怒りに刈られると同時に周りのギャラリーの俺の台のバトルが終わって安心している空気が伝わってきた。
正直、北斗揃いの確率や継続率も知らないので、純粋にメダルが出ると言われ出なかったのが悔しく、
田吾作に伝えると
「まじで!3連とかキレていいレベルだら~(だら~は静岡の方言で、でしょ的な意味)」
と言われて凄く損した気分になった。
またチャンスが同じ台で来るだろうと根拠のないオカルトで粘った結果。
バトルボーナスが当たりすらせずにその台で2万近く負けてしまった。
その後もパチンコ屋に通うも全く勝てずに楽しくなかった。
むしろ、絶対勝てる訳がないと思いハマる前にヤメる事にした。
期間にして1ヶ月ほどで夏目五郎はパチスロから足を洗う事になったのだ。
この頃はDJ(HIPHOP、R&B系)をしていてクラブで回す予定があったり、車の免許の講習を受けたりと、
それなりに予定があるのもパチスロをヤメた理由かもしれません。
なにより焼肉屋のバイトを週6でシフトインしてたので時間がなかった。
お金を稼ぐ事による満足感もありましたが、自分がシフトインしないと他の人に迷惑がかかる気持ちや仕事ができる事により周りに必要とされてるのが何よりも嬉しかった。
誕生日が5月なので7月には免許を取得し、同世代の中では一足早く自動車デビュー。
これにより、パチスロから更に足が遠退くことになった夏目五郎であった。
…つづく。
出典: パチマガスロマガ「決死のパチスロサバイバル日本縦断編5」内の不定期連載「夏目血風録」(2013年6月18日(火) 掲載)。 本文は当時の掲載どおりで、書き換えていません。