夏目血風録

第3話

2013年6月14日(金) 掲載全32話中 3話目

前回は6月12日10:00参照

人生初のパチスロを勝利で終えた夏目五郎。
それからは友達と足早にパチンコ屋に通うようになった。

当時の夏目五郎はアルバイトをしており、源泉徴収を受けるぐらいシフトインしてたので友達の中では軍資金はかなり余裕があったのを覚えている。

北斗の拳は初心者の僕にはわかりやすいゲーム性で、何よりもメリハリのある前兆が面白かった。

当たってるとリールが消灯するのが大好きでした。

気づけば僕も友人・田吾作のように北斗の拳の虜に。

しかし、適当に立ち回って勝てる程パチスロは甘くはなく、ジワジワと貯金が減っていく…。

普通に店員に7揃えてもらってたしね(笑)。

周りの友達も貯金を使い尽くしたり、挙げ句の果てには金の貸し借りまで発生していた!!

かくいう自分もバイト代をほとんど使いきり、貧乏状態。

そこで僕達負け組スロッター考えたのは
「イベントに行けば勝てるんじゃね!?」という答えだった。
(↑単純…。)

とは言え基本は近所の地域密着型のホールで6のつく日に実戦する程度のレベルでした。

この時の俺は、1000枚以上のメダルを出した事がなかった。

なので、周りの友達がやれ3000枚だ、5000枚出した話を聞くたびに普通に嫉妬していた(笑)!!
というか、自慢にしか聞こえず普通に腹が立っていた。

「何で、俺だけ勝てないんだっ!」
「そんなの理不尽だっ!!」
そんな気持ちを胸に迎えた6のつく日。
そこにはいつも以上に混雑している店。

昼過ぎに店に到着すると空き台もほとんどなく、座ることすらままならない。

やっと、空き台に座れると思ったら、台にタバコが入って隣の少し恐そうなお兄さんに注意されるわ…と完全に空回りしていた。

ボロボロになりながらも空き台を見つけて実戦スタート。

すると、低投資でボーナス確定の画面。
すかさず店員を呼ぶ(笑)。
だが、何だか様子が変だった。

7が揃わない!?

(何だよっ!!早く揃えろよ…)

見慣れない黒い絵柄揃いでケンシロウが虹色に輝く!?

…つづく。

出典: パチマガスロマガ「決死のパチスロサバイバル日本縦断編5」内の不定期連載「夏目血風録」(2013年6月14日(金) 掲載)。 本文は当時の掲載どおりで、書き換えていません。