いきなり情けない告白から始めますけど、僕は中学生ぐらいからずっと、夜にお風呂に入るということができませんでした。十何年です。今日はその話と、それがどうやって直ったかの話をします。

夜にお風呂に入った方がいいのは、頭では分かってるんですよ。夜に入れば朝バタバタしないし、体の疲れも取れるし、いいことしかない。難しいことなんて何もないじゃないですか。でもできなかった。気合いを入れれば入れる日もありましたけど、長いスパンで見たら、ほとんどの日は入ってなかったと思います。そんなことすら守れなかったんですよ、僕は。

なんでこんな話をするかというと、「変わりたいのに変われない」の正体って、これだと思うからです。

人生を変えるとか結果を変えるとかって、夜のお風呂よりずっと大変なことですよね。夜のお風呂すら意志の力で変えられない人間が、人生を意志の力で変えられるわけがないんですよ。僕を含めて、そんなに強い人間はなかなかいない。じゃあどうするか。僕がやったのは、スマホの待ち受け画面に書くことでした。

自分で待ち受け画像を作って、そこに書くんです。夜12時を過ぎたらスマホを触らない。夜12時までに寝る。夜お風呂に入る。仕事の目標も書きました。要は、自分が変えたいこと・目標を、1日で一番目にする場所に置いたんです。

そしたら、嘘みたいな話なんですけど、夜お風呂に入れるようになったんですよ。十何年できなかったことが、です。理屈は単純で、スマホって今、多くの人が一番見るものじゃないですか。開くたびに目に入る。目に入るたびに「やべえ、守んなきゃ」って意識する。それだけなんです。

もう一ついい点があって、待ち受けに書いてあると、自分が変われない原因が分かるんですよ。書いてある目標が守れていないのを毎日見ると、「あ、俺これ守れてないから結果が変わらないんだな」って、自分に問題があることを定期的に突きつけられる。できていないのは俺のせいだと分かる。これがすごく大事で、自分が悪いから今の結果なんだと思えると、じゃあ変えなきゃと思えるんですよね。

今の自分って結構頑固なんですよ。長年の習慣が本能として染みついちゃってる。歯並びがガタガタなのと同じで、直すには矯正器具でガチガチに締めつけて直していくしかない。スマホの待ち受けは、僕にとってその矯正器具でした。根性で直すんじゃなくて、強制的に目に入る仕組みで直す。意志に頼った時点で負けなんです。

それと、この動画はもともと、僕にメッセージをくれた人だけに渡していたものなんですけど、その中でこういう話もしました。何かの案内を大勢が目にしても、実際にメッセージを送るところまで動く人はほんの一握りです。登録していても見ない人がいて、見ても動かない人がいて、動こうと思っても「後でいいや」で終わる人がいる。行動するかしないかで、人生って何段階もふるいにかけられてるんですよ。逆に言えば、アクションを取っただけで、あなたはもう絞り込まれた側にいる。多くの人は、普通の人がやらないことをやるから勝てる。うまくいかない人は、能力がないんじゃなくて、やらないからうまくいかないんです。

だから、もしこれを読んで結果を変えたいと思った人がいたら、やることは一つです。スマホの待ち受けみたいな、自分が絶対に毎日目にする場所に、目標とやるべきことを書いてください。ここまで読んで、実際にやる人はほとんどいないと思います。でもだからこそ、やった人から変わっていくんですよね。僕は夜のお風呂で、それを自分の体で確認しました。

記事内Q&A

Q. 意志が弱くて何も続かないんですが、無理じゃないですか?
A. 意志が弱いのは前提でいいんです。僕も十何年、夜のお風呂すら入れなかった人間ですから。意志で変えるのを諦めて、毎日強制的に目に入る仕組みに任せる。スマホの待ち受けはその一番手軽な形です。

Q. 待ち受けに書くだけで本当に変わるんですか?
A. 僕は変わりました。開くたびに目標が目に入って、守れていない自分を毎日突きつけられるからです。「できていないのは俺のせいだ」と分かることが行動の始まりで、書いた紙を引き出しにしまうのとは全然違いますよ。

Q. 行動が大事とよく聞きますが、何から始めれば?
A. 夜お風呂に入るレベルの小さいことでいいんです。人生は行動するかどうかで何段階もふるいにかけられていて、最初の一歩を踏んだ時点で少数側に入ります。小さい行動を仕組みで続けられた人が、大きい行動もできるようになるんです。