よく行く店の月一イベントで、僕はセオリー通りに立ち回って、見事に空振りしました。店が入れ方を「3台並び」から「全台系だらけ」にガラッと変えてきたんです。気づいた時にはお祭りに出遅れてました。この日ほど、スロットは現場判断が全てだと思い知った日はないです。
この記事の要約
- その店のセオリーは3台並びの高設定。力を入れたい機種や増台した機種、機種またぎに入れてくる
- この日はセオリーの場所に何もなく、代わりに複数の島がまるごと熱い異常事態だった
- 3台並びの前提に引っ張られて、全台系の日だと気づくのが遅れた
- 店がやり方を変え続ける以上、過去の攻略より当日の現場判断が一番重要
セオリー通りに動いた朝
その店の最近のやり口は、3台並びで高設定を入れることです。入れる場所にも傾向があって、店が推したい機種、増台した機種、あとは機種またぎ。例えばバジリスク絆の並びに3台入れるんじゃなくて、絆と隣の機種にまたがって3台、みたいな入れ方をしてきます。
月一イベントの朝、抽選番号はそこそこ。僕はセオリー通り、まず絆から入りました。でも2回連続で天井付近まで連れていかれて、早めにやめました。理由は単純で、6なら連続で天井にハマる可能性はまあないのと、並びで入っている感じがしなかったから。次はいつも機種またぎでよく使われる場所の台へ。これも普段のやり口を信じて打ったんですけど、なんかいつもと違う。違和感があって、これも早めに見切りました。
「今日、いつもの場所に何もないじゃん」
ここで僕は混乱するんですよ。普段入っている場所に、3台並びの高設定らしきものが何もない。増台された機種にも、いつもの鉄板の並びにもない。「今日ないじゃん」と。
でも店内をよくよく見回すと、様子がおかしい。ある機種の島が明らかにまるごと熱い。別のフロアの島も全部当たっている。小役カウンターを回している人の数値や周りの当たり方を見ると、島全体の威力が普段と全然違う。この日は3台並びじゃなくて、複数の島をまるごと熱くする全台系の日だったんです。僕はいつもの前提に引っ張られて、それに気づくのが遅れた。店内は実質お祭りだったのに、気づいている人はほとんどいませんでした。僕もなんとか気づいたけど、完全に出遅れた側です。
なんで店がやり方を変えたのか考えると、多分広告規制です。3台並びって客にわかりにくいんですよ。島ごと熱くした方が店としてはアピールになる。理屈はわかるんですけど、こっちからしたら「そんなこと今までやってこなかったじゃん」ですよ。マジで疲れました。スロットって、ずっと油断しないでいないといけないから疲れるんです。
現場判断が一番重要
この日の教訓はこれに尽きます。店のセオリーは武器になるけど、セオリーを信じすぎると当日の異変に気づけなくなる。店はグルグルやることを変えてくるので、結局その日その場で一番それらしい勝ち方を組み立てないと勝てないんですよ。特に変化の多い東京の店は。過去の攻略パターンの暗記より、店内全体を見回して「今日は何の日なのか」を当てる力の方がずっと大事です。
「こんだけ情報を出してライバル増えないんですか」とよく言われるんですけど、大丈夫だと思ってます。まず僕の情報を見て店まで来る人がそんなにいない。スロットで勝ってる人はプライドが高いので僕の言うことを信じない。そして信じて真似した人がいても、店がやり方を変え続けるのでついていくのが大変。結局、現場判断ができる人しか残らないんです。
もう1つ、店側の視点で面白かったのが、店は同じ企画を繰り返してお客さんに刷り込んでいくということです。1回やったくらいじゃ客は気づかない。何回も繰り返してリピーターを付けるのが目的なんですよ。「同じ企画しかない店はつまらない」と言うスロッターもいますけど、新規客を集めるより常連を作る方が商売として大事というのは、どのビジネスでも同じです。飲食店でも何でも、リピーターになってもらう施策が一番効く。僕はパチンコ屋の営業からこういうことを学んでました。
記事内Q&A
Q. セオリーが外れた日って、どのタイミングで気づけばよかったの?
A. 「いつもの場所に何もない」と思った瞬間です。僕はそこで混乱して次のセオリー候補に行ってしまった。正解は、その時点で一度店内全体を見回して、島単位の当たり方を確認することでした。
Q. 高設定っぽい台を早めにやめる基準は?
A. 台単体と店全体の両方で見ます。この日の絆は2回連続で天井付近までハマって、6ならまずない挙動。さらに並びで入っている気配もない。台の確率と店の入れ方、両方の根拠が揃ったら粘らずやめます。
Q. 店が急にやり口を変えるのはずるくない?
A. 店の自由です。むしろ「こういうこともやってくる店だ」という前提知識が1つ増えたので、次回の立ち回りにつながります。恨むより更新する方が勝ちに近いです。
Q. 結局この日は負けたの?
A. 大きくは負けてないです。ただ、店内がお祭りだったのに獲りきれなかったので、悔しさは残りました。それでも異変に気づけたこと自体が収穫で、こういう日の経験が現場判断の精度を上げていくんですよ。