スクール生と一緒に某地方都市へ行って、地元で活動するプロの人たちにも協力してもらって、10人以上での設定狙いをやった日の話です。都内とは全然違う景色が見えたので、そのとき現場で出た言葉ごと残しておきます。

設定はめちゃくちゃ入ってるのに、誰も反応していない

この日一番強烈だったのは、これだけ設定が入っているのに人がいない、という光景です。

一緒に行ったスクール生も同じことを言っていました。地方だからというのもあると思うけど、設定が入っているのにお客さんが反応していない。お店さえ見つけてしまえば、かなり有利に戦えるんじゃないかと。実際その通りなんですよ。設定に対して誰も注目していないし、一般のお客さんが低設定を回してくれるから、店はちゃんと利益も取れている。つまり店側は設定を入れ続けられる。こういう店に来れば勝てる、という構図がそのまま転がっていました。

朝の抽選には100人くらい並んでいました。それでも、普段激戦区で稼働しているスクール生からすると「自分の地元の店に比べたら全然甘い部分があった」そうです。人数の多さと客のレベルは別物なんですよね。

10人いると、負ける理由がない

この日はスクール生5人と僕、さらに地元のプロの協力で10人以上の稼働になりました。人を使ったときの破壊力は、正直やばいです。現場でも「これだけいると負ける理由がないですよね」という話になりました。

何が違うかというと、検証の回転速度です。複数の目でいろんな台の挙動をバッと見て、全体で照らし合わせる。挙動が悪い台はどんどん捨てて、空いた候補台に移動していく。一人なら1日かけても答えが出ない島の全体像が、大人数だとどんどん埋まっていくんですよ。普段一人で稼働しているスクール生は「自分のやってきたことがいかにちっぽけだったか」「これだけの規模でやると、パチスロは勝てないなんて簡単に言えない」と言っていました。

ただし、いいことばかりじゃないです。この日はうまくいったから勝てましたけど、狙いが違ったときには当然、人数分だけ恐ろしいほど負けます。組織でやるというのは、勝ちも負けも増幅されるということです。そこも参加したスクール生にはしっかり伝わったと思います。

癖のある店は立ち回りが変わる

もう一つ現場で出た気づきが、店の癖の話です。初見の店でも、癖が見えれば立ち回りが大きく変わります。入っているかどうか分からない店でも、「この店はこういう出し方をする」という癖さえ掴めば、そこだけ狙っておけば大きく負けない。不安な要素が消えるんですよ。だから癖のある店でやった方が勝ちやすい。

あと、初参加のスクール生が印象に残ったと言っていたのが、やめそうな台への張り付き方です。明らかな狙いが定まっていて、それを取るために、やめそうな人の台に配置場所まで考えて張り付く。検証にかける執念。そういう考え自体がなかった、と。他にも、ハイエナ実戦ではバイクや自転車みたいな移動手段が絶対あった方がいいこと、どれだけ周りを見られるか、歩くスピードまで含めて直せるところがあること。一人稼働しかしていない人ほど、パートナーを見つけてグループでやれば絶対に収支が上がる、というのを肌で感じたようです。

「戦争中」の店内は撮れない

本当はホールでこの光景を撮りたかったんですけど、さすがにあの状況では無理でした。現場の言葉を借りると「戦争中」です。あれぐらい設定の入るホールは相当なお祭りで、店も大事にしたいので、映像には残せませんでした。

動画やコンテンツで学べることと、現場でしか学べないことは、はっきり分かれています。参加したスクール生が口を揃えて言っていたのは「動画で分かった気になっていたけど、実際に来たら全然違った」ということです。設定狙いの雰囲気、検証の執念、大人数の連携。こういうのは百聞は一見にしかずで、肌でしか感じられないんですよね。

よくある質問

Q. 地方って本当に甘いの?
A. この日見た限りは甘かったです。設定がめちゃくちゃ入っているのに客が反応しておらず、低設定を回す客のおかげで店も設定を入れ続けられる構図でした。店さえ見つければ有利に戦えます。

Q. グループ稼働は何がそんなに強いの?
A. 検証の速さです。複数の目で挙動を見て、悪い台を捨てて候補に移動していくので、島の答えが出るのが圧倒的に早い。ただし狙いを外した日は人数分負けます。

Q. 一人稼働の人がまずやれることは?
A. パートナー探しと移動手段です。現場に来たスクール生は、連携できる相手がいるだけで収支が上がることと、バイクや自転車の必要性を肌で感じていました。

続きは動画で話しています → 夏目五郎のYouTubeチャンネル

https://youtu.be/jHsPe0Ksm_I