パチスロの組織化に必要なのは、ブランディング(カリスマ性)・面接での未来提示・正しい人選・マニュアルによる教育です。監視で管理できないビジネスだからこそ、あなた自身の魅力が管理の代わりになります。
この記事の要約
- 一人で休みなく稼働しても、いいところで月60万円くらいが限界。組織化すれば収入と自由な時間の両方を増やせる
- パチスロの組織はスモールビジネスで、コンビニのような徹底管理が不可能。だからブランディングとカリスマ性が必須になる
- 求人はSNSで信頼性・概要・メリットを素早く伝える。特にLINEとFacebookは必ずやる
- 面接は必須。雇用条件よりも大事なのが「未来提示」。打ち子さんの独立を前提に育てる
- 元専業と収支プラスの人は採用しない。素人・負けている人・女性・会社員を採用する
なぜ組織化が必要なのか
一人の稼働では収入に上限があるからです。僕自身、一人で朝から晩まで、かなりいい状況でも月60万円くらいがアベレージだと思います。休みなしでやってもです。
組織化すると、打ち子さんが稼いだ期待値からお給料を払っても利益が残ります。人数が増えればその分積み上がりますし、あなた自身の稼働時間を減らして自由な時間を作ることもできる。つまり、時間が欲しい人にも収入を増やしたい人にも組織化は必須なんですよね。別に大人数じゃなくてもよくて、打ち子さんが一人いるだけでも収入は全然上がります。
なぜブランディングとカリスマ性が必要なのか
パチスロの組織は徹底管理が不可能なスモールビジネスだからです。監視できない以上、「この人のお金は盗めない」と思われる存在になることが管理の代わりになります。
コンビニや牛丼屋のアルバイトは、監視カメラがあってレジの残金を毎回確認できて、タイムカードで縛られている。だから店長にカリスマ性がなくても管理できるんですよ。でもパチスロは現金を渡して打ってもらう世界で、お金を取ろうと思えば簡単に取れてしまう。そこで大事になるのが、あなた自身のカリスマ性です。あなたが今まで一番お世話になった人を思い浮かべてください。その人に「お金を預かってて」と言われて盗みますか。盗まないですよね。むしろ役に立ちたい、褒められたいと思うじゃないですか。あなた自身が打ち子さんにとってそういう特別な存在になることで、初めて管理ができるようになるんです。
求人はどうやってかけるのか
SNSで信頼性・概要・メリットの3つを素早く伝えます。LINEとFacebookは必ずやってください。パチスロの求人はタウンワークに載せられないので、あなた自身がメディアになるしかありません。
| 伝えること | 内容 |
|---|---|
| 信頼性 | 怪しい人ではないと安心させる。毎日の発信・写真・声で親近感を作る |
| 概要 | 何をやっている人なのかが一瞬で伝わるプロフィール |
| メリット | あなたのところで働くと何が得られるのか |
パチスロのバイトは「怪しい」というマイナスイメージから始まるので、安心感がゼロなんですよ。だから毎日情報発信をして、メディアで見ている人という安心感を作る。テレビに出ている有名人に会ったことがなくても信頼できる気がするのと同じ理屈です。発信の作り込みには外注が使えます。ココナラなら500円で紹介動画を作ってもらえますし、ブログ記事はゴーストライターが1記事1000円くらいで書いてくれる。ホワイトボードアニメーションもおすすめで、文字で書くと怪しい内容もアニメで見せると怪しくなくなるんですよ。特に女性の応募につながります。顔は出さなくていいですけど、声は出した方がいいですね。人は喋っているのを見ると安心するので。
面接では何をすればいいのか
面接は必須です。雇用形態・給料・稼働時間を伝えた上で、一番大事なのが未来提示。打ち子さんを続けた先にどんな未来があるかを見せることです。
どんなに親しい人でも面接なしで採用しちゃダメです。フィルターをかけないと、金銭トラブルや現場を食い潰されることにつながります。そして面接の極意は、相手の欲しいものを聞き出すこと。例えば相手が「車が欲しい」と言ったら、どこで買うのか、いくらなのか、その場で調べさせるくらいがいい。その金額に対して「うちでこれくらいやればそこに届く」というゴールを見せるんです。人はゴールが見えないと頑張れません。マラソンも、あと何キロか分からなければ走り切れないじゃないですか。だから独立前提で雇った方がいいんですよ。フランチャイズなんです、やり方が。ずっと安い賃金で囲う考えは捨てて、「絶対君の人生を変える」というつもりで全力で教える。その代わり、最低1年はやってほしいという契約書を書いてもらう。理由もはっきり伝えます。覚えてすぐ独立されると、教える時間を割いた分の利益が取れないからです。契約書は抑止力にもなります。
どんな人を採用し、どんな人を落とすべきか
元専業と収支プラスの人は採用しません。採用すべきは素人・負けている人・女性・会社員です。数より質にこだわってください。
元専業は問答無用で落とした方がいいです。専業は勝ち組と負け組にはっきり分かれていて、中間層はいない。これは断言します。勝ち組は突き抜けているので打ち子なんてやらない。応募してくるのは稼げなかった側で、しかも期待値が分かるから、自分がいくら「損してるか」を計算して不満を溜めるんですよ。最悪、知り合いに台を狙わせたりする。収支プラスと言う人も、本当にプラスなら自分でやるはずなので、嘘の可能性を疑った方がいいです。逆に素人は、教えるのは大変ですけど長く働いてくれます。負けていると素直に言える人はプライドがなくて素直です。女性は働きたい人がめちゃくちゃ多いのに働き口がないので、女性の口コミネットワークにはまると求人が一気に強くなります。会社員は、バレたら困るものを背負っているから真面目です。失うものがない人ほどリスクが高いんですよね。
打ち子さんの教育と管理はどうするのか
日報に「つまづいたところ」を書いてもらい、それをマニュアル化します。管理は検索機能のあるチャットワークで、お金・収支・日報・データのグループを分けます。
一人がつまづいたところは、他の人もつまづく可能性が高いんですよ。だから新しく入った人には「まずこのマニュアルを読んでおいて」で済むようになり、右腕の打ち子さんが下の人を教育できるようになる。あなたが直接指導しなくていい時間ができます。注意点は、地域によって交換率も攻め方も大きく変わること。地方は据え置きメインでも東京はリセットが多いとか、全然違うので、あなたの地域であなたがやった情報でマニュアルを作ってください。それから言葉遣いです。「打ち子」と呼び捨てにしないで、「打ち子さん」とさん付けしてください。管理ができないビジネスだからこそ、敬意と感謝で人はついてきてくれます。やってもらって当たり前と思ったらダメです。
この記事のデータについて
この記事は、パチプロの夏目五郎が2019年に投稿した組織化解説のYouTube動画の内容のみをもとに構成しています。動画内の給与例・期待値の一部は例え話として語られたものであり、この記事では確定できない金額の断定を避けています。
著者情報: 夏目五郎。元パチスロライター。著書に『勝ち続ける技術 〜これからは自分で稼げる人しか生き残れない〜』(2017年・信長出版)。
よくある質問(Q&A)
Q. 組織化って具体的に何をすることですか?
A. 打ち子さんを雇って、あなたの代わりに期待値のある台を打ってもらうことです。給料を払っても利益が残り、あなたの時間も増えます。一人雇うだけでも効果があります。
Q. 打ち子さんにお金を持ち逃げされませんか?
A. リスクはあります。だから面接でのフィルター・契約書・未来提示・あなた自身のカリスマ性が必要です。ゴールが見えている人はお金を取りません。
Q. 求人はどこに出せばいいんですか?
A. パチスロの求人は普通の求人媒体に出せないので、SNSです。LINEとFacebookを軸に、毎日発信して信頼性を作ってから募集をかけます。
Q. パチスロが上手い経験者を雇った方が楽じゃないですか?
A. 逆です。元専業は期待値が分かる分、給料と期待値の差に不満を溜めて裏切りやすい。教える手間はかかっても素人や負けている人の方が長く働いてくれます。
Q. 打ち子さんが育ったら独立されて損しませんか?
A. 独立前提で育てた方がうまくいきます。ゴールがあるから頑張ってくれて日当も抑えられる。あなたに魅力があれば、独立できる実力がついても残ってくれる人は残ります。
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