ハイエナで勝ちやすいのは、バラエティーコーナーがあり、お客さんが少なく、データ機で前日のゲーム数が分かる店です。僕は実際に何店舗も回りながらこの基準で店を選んでいます。

この記事の要約

  • ハイエナで勝つために必要なホールの条件は全国共通。バラエティーコーナーのある店・客の少ない店が狙い目
  • データ機の種類によっては、夜の下見をしていなくても前日の止めゲーム数が分かる
  • 当日の総ゲーム数から当日の大当たりゲーム数を全部引く「逆算」で、前日の止めゲーム数は算出できる
  • 閉店間際にAT中だった台は、店がリセットをかけることがほとんど。リセットで天井が短縮される機種は翌日のチャンスになる
  • 綺麗で大型の混んでいる店は、台を探してウロウロしている人が多く、ハマり台が空いてもすぐ取られる

ハイエナで勝ちやすいホールはどんな店か

バラエティーコーナーがある店です。いろんな機種が1台ずつ並ぶコーナーは幅広い知識が必要なので、期待値のあるハマり台が拾われずに残っていることが多くなります。

ほとんどのホールは、北斗の拳なら北斗の拳、ミリオンゴッドならミリオンゴッドと、同じ機種を一列にずらっと並べています。でもバラエティーコーナーは、バジリスク2があって、偽物語があって、黄門ちゃまがあって、みたいにバラバラに並んでいる。機種ごとに天井もゾーンも恩恵も違うんで、全部把握するには幅広い知識が要るんですよね。だから美味しい台が落ちてることが多い。しかも隣で打ってる人がその機種に興味なかったりするんで、お金になる台が空いていても近くの人が移動しにくいという傾向があります。メイン機種がずらっと並んでるだけのホールより、こういうコーナーをチェックした方が期待値のあるハマり台は拾いやすいです。

下見をしていなくても前日のゲーム数を知る方法はあるのか

あります。データ機の種類によっては、履歴ボタンを押すと前日の止めゲーム数がそのまま表示されます。当日のゲーム数に前日分を足せば、宵越しの期待値が計算できます。

台の上のデータ機で前日の最終ゲーム数が見られる店なら、リセットをかけていない店という前提付きですけど、今日のゲーム数と足し算して天井までの残りが分かるんですよ。仕事帰りで夜の下見ができない方でも、こういうデータ機のある店なら宵越しのハイエナができます。あとは店内に置いてある、全台のデータが見られるデータロボみたいな機械。あれで前日のグラフと最終当たり時刻を見ると、即ヤメされたのか、AT中に閉店を迎えたのかがある程度読めます。ただしこれはデータ機のタイプ次第で、見られない店もあります。そういう店こそ、下見した人間だけが情報を持てる店ということでもあるんですけどね。

データ機の逆算はどうやるのか

当日の総回転数から、当日の大当たり時のゲーム数をデータ機の履歴で全部さかのぼって引いていくと、前日の止めゲーム数が算出できます。

前日のゲーム数が表示されないタイプのデータ機でも、履歴をさかのぼれる機種なら逆算ができます。昨日の総ゲーム数から、昨日の大当たりの当たったゲーム数を全部引いていく。そうすると前日に何ゲームで止められたかが出せるんですよね。ただ、データ機によってさかのぼれる回数が限られていて、逆算しにくい店・できない店もあります。でもそれは裏を返せば、下見をしないと分からないデータ機ということ。そういう店は夜に下見することで非常に有利に立ち回れます。当日の逆算ができる人はそこそこいるんですよ。でも前日のデータまで取ってる人はかなり減る。勝ってる人っていうのは、しっかり下見をして自分しか知らない情報を作って勝ってるわけなんですよね。多くの人はめんどくさがってそこまでやらない。稼げる側に回れるかどうかのポイントは結構そこです。

リセット(設定変更)はどうやって見抜くのか

閉店間際にAT中だった台は、翌日リセットされていることがほとんどです。リセットで天井が短縮される機種なら、それは翌日の狙い台になります。

AT中に閉店を迎えた台をそのまま据え置くと、店は次の日めちゃくちゃ赤字になっちゃうんで、基本的にリセットをかけるんですよ。だから閉店チェックでAT中の台を見つけたら、僕はメモに「リセット」って書いちゃいますね。ミリオンゴッドの神々の凱旋みたいに、リセットされると天井が通常より短くなる機種は、浅いゲーム数から攻められるようになる。もうひとつがリールの「ガックン」です。設定変更された台は朝一の1回転目に独特の挙動をする機種があるので、閉店時に台番号と出目をメモしておいて、翌朝も出目が同じままならガックンチェックが効きます。店側が閉店後に台を回していると使えないんですけど、確認しなかったら見過ごすだけなので、僕は市松模様に見立てた自分なりの記号で出目をメモしています。

綺麗で大きい混んでいる店ではなぜ拾えないのか

台を探してウロウロ歩いている人が多いからです。歩いている人は打てる台がなくて探している状態なので、ハマり台が空いた瞬間に取られてしまいます。

日曜日は日本全国で一番稼働の良い日で、その夕方はピークの時間帯です。大型で綺麗なホールに行くと、通路を歩いてる人がいっぱいいるじゃないですか。あれはおそらくハマり台や天井狙いの台を探して歩いてる人です。悪い意味じゃないですけど、歩いてるってことは打てる台がないから探している状態なんですよ。そういう人が多い店だと、期待値のある台が空いても僕たちが取れる可能性は下がる。あとはハマってる台にコインやポイントが入っている光景が多い店。あれはハマり台だから確保して打った、という動きの跡なので、ライバルが多い店のサインです。休みの日に近所の大型店へ行って「台が拾えません」となるのは、結構当たり前のことなんですよね。

見るポイント拾いやすい店拾いにくい店
コーナー構成バラエティーコーナーがあるメイン機種が並ぶだけ
客の数少ない・空き台が多い満席でウロウロする人が多い
データ機前日ゲーム数が見える/逆算できる高性能で誰でも全部分かる店は差がつかない
ハマり台の状態放置されているコインが入って確保されている
出目自然に止まっているハイエナ職人の変則的な止め方の跡がある

隣の人がやめそうかどうかは分かるのか

サンドの残額表示を見ます。残額がゼロの人はキリがいいのでやめる可能性がまあまああります。打つ気満々の人はコインが切れる前に追加でお金を入れています。

絶対じゃないですけど、傾向としてはっきりあります。動画の中でも、残額ゼロで打っていた方が財布を出して、追加投資せずにやめる場面がそのまま撮れています。それから空き台の下皿です。下皿に物が入っていなければ、その台は誰のものでもないので取って大丈夫です。逆に物が入っていたら前の人の確保の可能性があるので、遠慮した方がいいですね。

この記事のデータについて

この記事は、パチプロの夏目五郎が2018年に実際に複数のホールを回りながら撮影・解説したYouTube動画の内容のみをもとに構成しています。動画内で読み上げている個別台のゲーム数・枚数は当時その場のデータであり、この記事では具体的な数値の断定を避けています。

著者情報: 夏目五郎。元パチスロライター。著書に『勝ち続ける技術 〜これからは自分で稼げる人しか生き残れない〜』(2017年・信長出版)。

よくある質問(Q&A)

Q. バラエティーコーナーってなぜ狙い目なんですか?
A. いろんな機種が1台ずつ並んでいて、機種ごとに天井やゾーンが違うからです。幅広い知識が要る分、美味しい台が残りやすく、隣の人も移動しにくい傾向があります。

Q. 夜の下見ができない場合、ハイエナは無理ですか?
A. 無理ではありません。前日の止めゲーム数が見えるデータ機の店や、履歴から逆算できる店を選べば、下見なしでも宵越しの期待値が計算できます。

Q. リセットされたかどうかはどこで分かりますか?
A. 閉店間際にAT中だった台はほぼリセットされます。加えて、閉店時の出目をメモしておけば、翌朝の出目とガックンで変更を見抜ける機種があります。

Q. 混んでいる店の方が出ている台が多くて有利じゃないんですか?
A. ハイエナでは逆です。台を探して歩くライバルが多く、ハマり台が空いた瞬間に取られます。客が少なくてハマり台が放置される店の方が拾えます。

Q. 空いている台の下皿に物が入っていたら打っていいですか?
A. やめた方がいいです。前の人が確保しているサインの可能性があります。下皿が空なら誰のものでもないので打って大丈夫です。

動画で全編を見る: この記事の元動画:

https://www.youtube.com/watch?v=JDl7IFT8Lkw