知り合いに面と向かって「夏目五郎は落ち目だ」と言われました。僕の答えは「その通りだと思う。でも後悔は全然していない」です。なんでそう言い切れるのか、この日に話したことをそのまま書きます。
この記事の要約
- 一番輝いていたのは、旅打ちで日本中を回って650万勝っていた時期。これは自分でもそう思う
- 今は名前を検索すると「詐欺」「怪しい」と出てくる。名前が汚れたのは正直な事実
- それでも後悔がないのは、当時の自分より今の自分の方が幸せだから
- 誰も助けてくれない中で、必死にあがいた結果がこれ。中途半端にやった結果なら後悔していた
- 自分の評価は、世間じゃなくて自分で決めるのがいいと思う
「一番輝いてたのはいつだ」と聞かれた
知り合いと話していて、「夏目五郎がいつ一番輝いてたか」という話になったんです。その人の答えは、旅打ちをして日本中を回りながら650万勝っていた時期。横浜のスロット界隈から「すごいやつが出たぞ」と言われていた頃です。
これは僕も否定できません。客観的に見て、旅打ちで結果を出して世間からすごいと言われていたあの時期が一番輝いていたのは、間違いないと思います。
じゃあ今はどうか。ネットで僕の名前を検索すると、詐欺とか、怪しいとか、炎上とか、そういう言葉が並びます。名前はめちゃくちゃ汚れました。正直な話です。会ったことのない人からは「夏目=怪しい」と思われている状態で、その知り合いには「せっかくすごい時期があったのに落ちぶれて、情けないというか悔しいよ」と言われました。僕はそれを聞いて、おっしゃる通りだなと思いました。
「もっとうまい見せ方があった」も、その通り
スロット系で実績のある人から、よくこう言われます。「ネットビジネスの世界に行かなければもっとすごくなれたのに」「見せ方がもっとあったのに、どうしてそうなっちゃったの」と。
これも本当にそうだと思います。もっと綺麗なやり方があったんでしょう。やり直せるなら、やり直したい気持ちも正直あります。でも冷静に考えると、その理屈って突き詰めれば「小学生に戻って人生を選び直したい」と同じ次元の話になっていくんですよ。過去のやり直しを考えて毎日生きていたら、そもそも行動しなくなる。行動しなければ人生は変わらない。だから僕はその思考を採用しません。
後悔していない理由は2つある
1つ目は、当時の自分より今の自分の方が幸せだからです。毎日生きていて楽しいし、未来が明るい。時間があって、これから伸びる分野に仕掛けることもできる。そして、この道を歩いてきたからこそ出会えた仕事の仲間や、僕のおかげで人生が変わったと言ってくれる人がいる。世間の評価が下がった一方で、手元にあるものは当時より増えているんです。
2つ目は、必死にやった結果だからです。旅打ちで結果を出したあと、そこからさらに上に行くために、誰も助けてくれませんでした。学べる人もいなかった。パチンコ・スロットの世界で僕がやってきたようなことは、誰もやっていなかったから、お手本が存在しなかったんです。同じ道を先に歩いて失敗した人がいれば避けられたけど、前例がない道は自分で踏むしかない。中途半端な気持ちでやってこうなったなら、すごく後悔して戻りたいと思ったはずです。でも本気で「自分にはこれしかない」とあがいた結果なので、しょうがないと思えるんですよ。
僕はリスクを恐れずリスクを取る人間で、その分めちゃくちゃ失敗してきました。結婚も失敗したし、ビジネスでも失敗した。でも失敗をいっぱいしたからこそ、同じ失敗をしなくなっている。名前が汚れた分も大きいけど、時間もできて、稼げるようにもなって、感謝することも増えました。
自分の評価は自分で決める
当時の熱狂と比べたら、お客さんの反応が落ちているのも自分でわかります。それを言われたら「本当にその通りです」としか返せない。
でも、世間の評価と自分の幸せは別の帳簿なんですよ。世間の帳簿では僕は落ち目。自分の帳簿では、毎日が充実していて、失敗の在庫が資産に変わっていて、当時より幸せ。どっちを人生の判断に使うかといったら、僕は自分の帳簿です。一生懸命やった結果こうなったんだからしょうがないじゃないですか、というのが僕の本音で、これからは今までの失敗を生かして活動していくだけです。
自分の評価は、やっぱり自分で決めるのがいいんじゃないかなと思います。
記事内Q&A
Q. 落ち目って言われて、悔しくないんですか?
A. 事実としては受け入れています。輝いていた時期があったのも、今名前が汚れているのも本当なので。ただ悔しさより「当時より今の方が幸せ」という実感の方が強いんですよ。だから凹まないんです。
Q. 綺麗なままスロット一本でやればよかったのでは?
A. それができたなら選びたかったです。でも僕には見せ方の器用さがなかったし、誰も助けてくれない中で自分であがくしかなかった。必死にやった結果なら、しょうがないと思えるんですよ。
Q. 失敗だらけの道に意味はあるんですか?
A. あります。失敗をいっぱいしたから同じ失敗をしなくなったし、その過程で出会えた仲間と時間が今の資産です。中途半端にやって失敗したなら後悔しますけど、本気でやった失敗は在庫になりますね。