打ち子探しに人脈は要りません。必要なのは対面セールス力とファッションの2つです。日常で出会う定職持ちの人に、相手の悩みを聞いてから自分の組織をプレゼンする。求人サイトに出せない仕事だからこそ、営業マンのやり方が効くんですよ。
この記事の要約
- 地方でコンサルした方の悩みは「怖い人がいる」「人手が足りない」の2つだった
- 怖い人問題は、田舎かどうかではなく人の流動性がない村社会的な地域で起きる。関わらないのが正解
- 打ち子のスカウトは求人が出せない分、日常の出会いへの対面セールスで行う
- セールスの型は「悩みを聞く → 解決を見せる → 未来を提示する」の順
- ファッションは一番変えやすい差別化。すごくなくても「すごそう」に見えれば話を聞いてもらえる
僕たちは営業マンと同じ
打ち子を使う側になると気づくんですけど、この仕事って求人を出したり面接に人が来たりしないんですよね。だから日常で会った人に、自分の組織はこういうところが良くて、こういう魅力があるから入りませんか、とプレゼンしていくしかない。要は1対1の対面セールスです。
「人脈がない」「出会いがない」と言う人がいますけど、打ち子は数人いれば組織としては十分回り始めます。その数人を探すのに人脈は要らないです。僕が実際に聞いた例だと、安いマッサージ店で仲良くなった店員さんをスカウトした、みたいな話がある。狙い目は定職を持っている一般の人です。逆にスロプロやニートみたいな人は扱いにくいので基本的に避けたほうがいい。パチスロで生活していることは隠さずに、誇りを持ってどんどん言っていったほうが得ですね。
セールスの型:「悩み → 解決 → 未来」
対面セールスの手順は3ステップです。
| ステップ | やること | ポイント |
|---|---|---|
| ①悩みを聞く | 相手が困っていることを聞き出す | 多くの人の悩みはお金と上司の2つ |
| ②解決を見せる | 組織に来ればその悩みが解決すると伝える | こちらから「打ち子やってよ」とは言わない |
| ③未来を提示する | 独立・自分の力で稼ぐスキルなどのメリットを見せる | 相手の欲求が強いほど頑張ってくれる |
人が行動するのは、悩んでいる問題が解決するときです。お腹が空いているからご飯を食べに行く。お腹が空いていない人は動かない。だからまず悩みを聞いて、相手のお腹を空かせる。僕はこれを「ステーキをちらつかせる」と言ってるんですけど、お腹が減っている人の前にステーキを見せれば、こっちから「やってよ」と言わなくても「どうすればできるんですか」と向こうから聞いてくるんですよ。相手の悩みを引き出せた時点で、セールスはほぼ終わったようなものです。
ファッションは一番変えやすい武器
もう1つがファッションです。「人は見た目が9割」という本があるように、初対面ではまず服装が見られます。ダサいと興味を持ってもらえない。興味を持たれないと、話すら聞いてもらえない。ここで大事なのは、あなた自身がすごい必要はないということです。「すごそう」ならいい。見かけ倒しでもいいんですよ。すごそうだと思われて話を聞いてもらえるのと、すごくなさそうで会話すらできないのと、どっちがいいかという話です。
具体的には、ファストファッションの店でマネキン買いをする。スタイリストが組んだ一式をそのまま買って着れば、それだけで整って見えます。稼働がある僕らは奇抜さより清潔感です。余裕があればスタイリストに人と会う用の一式を組んでもらって着回すのもいい。話し方を鍛えるのは時間がかかりますけど、服は着替えるだけなので、一番早く変えられて効果が大きい。特にパチンコ屋はしっかりした服装の人が少ないので、それだけで「普通の打ち手と違うな」と思わせて差別化できるんですよね。
おまけ: 怖い人がいる地域は実はチャンス
このコンサルのもう1つの悩みが「地域に怖い人がいる」でした。これは田舎だから起きるんじゃなくて、人の流動性がない村社会的な地域で起きます。対応は明確で、仲良くならない・関わらない・相手にしない。仲良くなると弱みを握られたり、人を使うことに口を出されたりして面倒なだけです。台に集中しすぎず、周りを見て自分の身を守りながら打つ。
そして面白いのは、そういう地域ほどパチスロの状況が甘いことが多いということです。勝てなくなって辞めた人が少ないので、ライバルの少ない店を自分で見つけられれば、毎日拾える環境が残っていたりします。怖い人がいる地域は、裏を返せば穴場なんですよ。
記事内Q&A
Q. 打ち子ってどこで探すの?
A. 日常の出会いです。求人は出せない仕事なので、マッサージ店の店員さんなど普段会う定職持ちの人に対面でプレゼンします。数人集まれば組織は回り始めるので、人脈は要りません。
Q. スカウトで最初に言うべきことは?
A. 何も売り込まず、まず相手の悩みを聞くことです。多くの人の悩みはお金と上司。悩みを聞き出せたら、組織に入ればそれが解決するという未来を見せる。順番を逆にすると失敗します。
Q. なぜスロプロやニートは打ち子に向かないの?
A. 扱いにくいからです。時間や指示への感覚が合わないことが多い。定職を持っている一般の人のほうが、決めごとを守って動いてくれます。
Q. 見た目に自信がないんだけど。
A. 問題ないです。すごくなくても「すごそう」に見えればいい。ファストファッションのマネキン買いで清潔感を出すだけで、パチンコ屋では十分差別化できます。服は着替えるだけなので、一番早く変えられる武器です。