得するのはメーカーと、パチスロにフルコミットしている人です。一番損するのは普通の打ち手。僕、夏目五郎は、データ非公開の背景にはSNSとAIによる「情報の民主化」があると見ています。
この記事の要約
- データ非公開で得するのは、メーカー・フルコミット勢・中堅ホール。損するのは一般ユーザー
- 原因はSNSとAI。店のデータがスクショ1枚で分析・拡散される時代になり、店が回収できなくなった
- 北斗転生のシャッター狙い禁止も同じ構図。サミーは悪くない、SNSが悪いというのが僕の見方
- データが見られなくなれば、足でデータを集められる人・仲間で共有できる人がもっと強くなる
- 去年全国のパチンコ屋を回った実感として、地方の店は潰れまくり、ハイエナ禁止ルールも激化している
データ非公開で何が起きているのか
店の出玉データが外から見られなくなるという話です。冷静に考えて、これで得するのはメーカーなんじゃないかなと僕は思っています。
外部サイトでデータが見られる状態だと、新台が出た瞬間に大量のデータが集まって、すぐ攻略されてしまう。メーカーからしたら不利なんですよね。そしてホール側も、AIの進化で「この店は出してた・出してない」が簡単に分析されてネットで拡散されるようになった。店はそもそも利益を取らないといけないので、ここまで拡散されると回収できない。イベントを打ったら絶対出さないと逆にマイナスになる。店としてはやりづらくてしょうがない状況だと思います。
得する人と損する人は誰なのか
一番損するのは、パチスロにフルコミットしていない普通の打ち手です。逆に時間をかけている人は、格差ができる分むしろ有利になります。
| 立場 | データ非公開の影響 |
|---|---|
| メーカー | 得。新台がすぐ攻略されなくなる |
| 中堅のホール | 得。資金力とネット集客で大手に流れる構図が緩む |
| フルコミットしている打ち手 | 得。簡単に手に入っていた情報が消え、足で稼ぐ人との格差が広がる |
| 一般ユーザー | 損。優良店や信頼できる狙い目の情報が手に入らなくなる |
今まではSNSのおかげで、パチスロに時間を使って情報を集めている人じゃないと分からなかった優良店の情報が、誰にでも届いていました。情報の民主化ですね。それがなくなると、恩恵を受けていた一般ユーザーが一番割を食う。逆に、足を使ってデータを集められる人、仲間でデータを共有できる人は、もっと強くなります。データを集めている発信者が今後さらに強くなるはずです。
北斗転生のシャッター狙い禁止をどう見るか
これはサミーが悪いわけでも、ホールが悪いわけでも、ハイエナが悪いわけでもないです。SNSが悪い。僕はそう思います。
マルハンが転生のシャッター狙いでの徘徊を禁止したのが話題になっていましたが、考えてみてください。転生は昔からある台で、当時も即前兆狙いみたいな手法はあったのに、ダメと言われることはなかったんですよ。何が変わったかというと、SNSで「ここが美味しい」という勝ち方が誰にでも届いてしまうようになったことです。ハイエナだらけになって稼働が落ちれば、高いお金で台を買ったホールは「なんとかしてくれよ」となる。かと言って情報を出している人たちは、勝ち方を提供しているだけで悪くない。打ち手も悪くない。構造の問題なんですよね。サミーだってデータを取りまくって面白い台を作ろうとしているわけで、僕はメーカーを責める気にはならないです。
AIはこの流れにどう関わっているのか
パチスロとAIは相性がいいです。この業界は結局、計算と確率の世界だからです。
新台が出たら、天井・設定ごとのペイアウト・当たりやすいゾーンから「天井ゾーン狙いの期待値」をAIが出せてしまう。設定狙いでも、店のデータを読み込ませて「過去の傾向上ここに入る確率」を出せる。今まで体感でやっていた部分を、AIは簡単に数字にしてくれます。データのスクショ1枚をAIに入れれば分析が終わる時代なので、店側が隠したくなるのも当然の流れです。これからは、AIを使いこなしてデータを集める人がすごくなる。逆に言うと、そういう人しか発信者として生き残っていない感じがしますね。
今の現場は実際どうなっているのか
去年、僕は全国のパチンコ屋をめちゃくちゃ回りました。打たずに見て回ったんですけど、地方の店は潰れまくっていました。
僕が現役で回っていた頃に、客がいなくてハイエナし放題だったような店は、ほぼほぼ潰れていましたね。残っているのは大手ばかり。しかもルールが厳しくなっていて、「ハイエナしないでください」「何もしないでうろちょろするの禁止」みたいな貼り紙がめちゃくちゃ多かった。昔こんなルールが全店舗にあったら、僕は稼働できていなかったですよ。あと一つ、昔打ち子をやっていた経験から言うと、打ち子はお金を抜きます。僕も抜いたことがあるので分かりますが、よっぽどちゃんと管理しないと分からない。データを見る時はそこも加味しないと読み違えます。
結論として今のパチスロはどうなのか
優秀な人じゃないと勝てない世界になっています。これが僕の結論です。
発信者のレベルが上がりすぎていて、実測データを取ってサンプルを積み上げている人がゴロゴロいる。正直、僕はもうおみそれしましたという感じで、今の状況で偉そうなことはとても言えないです。ただ、構造だけは昔から変わっていません。情報が誰にでも届く場所に期待値は残らない。データを自分の足と仲間で集めて、人が知らない場所で戦う。データ非公開の時代は、それができる人にとってはむしろチャンスだと思いますね。
よくある質問(Q&A)
Q. データ非公開で誰が得するんですか?
A. メーカーとフルコミット勢です。新台が攻略されにくくなり、足で情報を集める人と一般ユーザーの格差が広がります。一番損するのは普通の打ち手です。
Q. シャッター狙い禁止はホールが悪いのでは?
A. 僕はSNSが悪いと思っています。ホールも打ち手も情報発信者も、それぞれ合理的に動いた結果です。勝ち方が誰にでも届く構造そのものが原因です。
Q. AIでパチスロは攻略できますか?
A. 期待値計算や店データの傾向分析はAIの得意分野です。ただし同じ理由で店側も対策するので、データを取れる環境ごと作れる人が有利になります。
Q. データが見られなくなったらどうすれば?
A. 足を使って自分でデータを取るか、仲間と共有する仕組みを作ることです。昔のプロは全員それをやっていました。時代が一周して戻った形です。
Q. 今の店の状況は本当に厳しいんですか?
A. 厳しいです。去年全国を回りましたが、地方の店は潰れまくっていて、大手以外あまり残っていません。ハイエナ禁止の貼り紙も当たり前になっています。